労務監査とは
「労務監査」という単語を耳にされたことはありますか。 労務監査を一言でいうと、会社の経営目標が効果的に達成できるよう、労働面で合理的かつ合法的か、活動を評価しアドバイスを行うことです。「労働面で」という部分が労務監査特有で、会計面での監査である会計監査とは異なります。 そんなこと言われても漠然としていますよね。それもそのはずで、労働面と言っても広範に渡りますので、雲をつかむような話と思われても当然です。 この記事では労務監査の一部ではありますが、労務監査の重要性と具体的に何をするかについて解説したいと思います。 労務監査とは、労働面で会社経営がうまくいっているか評価することです。この評価を2つに分けてみましょう。 コンプライアンスの部分(法律を守っているか) 法律には書かれていないプラスアルファの部分 2の法律には書かれていないプラスアルファの部分は、分量が多くなりますので、また機会があれば書きたいと思います。今回は、中小零細企業だとなかなかコンプライアンスの部分が手薄になるケースをよく見てきましたし、良い/悪いの判断が比較的つきやすいので、1に